「SAVE-KIKI」の特長と導入のメリット
精度の高い稼働分析を迅速に行うことで、
信頼性・納得性の高い機器購入判断を可能とします。
最適な機器在庫数の試算、利用部署ごとの配置計画立案、メンテナンス品質の向上等を目的に、稼働分析や故障発生率の分析を行っている病院も多いと思います。
少数の機器について分析するだけであれば表計算ソフトなどで対応できますが、あらゆる機器についての分析の作業を行うとなると、業務負荷は避けられません。
「SAVE-KIKI」では、稼働分析や故障率の計算機能を標準搭載しているため、必要が生じた場合すぐに分析を行うことが可能です。
こうした分析をあらゆる機器で定期的に行うことで、MEの貢献が求められる購入機器選定や数量決定の場面において、信頼性の高いアウトプットが可能となります。
経営側から見ても定量的な基準に基づき判断ができるため、意思決定の精度が向上します。
グループ内の複数病院をまたいで機器管理が行えるため、
グループ全体でME機器保有の最適化を実現できます。
「SAVE-KIKI」の大きな特長の一つが、複数病院の機器管理を一元的に行える点です。
個々の病院で問題となる機器の不足やダブつきも、複数病院間で足りないところ、余るところをつなぐことで解消へ導きます。
グループ内の他院に、自院に対して余剰機器を登録し、公開できるため、機器の不足が生じている病院は、購入を検討する前にグループ内で当該機器が余っている病院が無いか探すことで、無駄な支出を抑え、有効活用することができます。
また、グループ内から借り受ける機器情報は自動登録されるため、借受後のスムーズな管理を実現します。
正確に機器所在情報を院内共有し、利用部署からの
問い合わせ対応にかかる工数を低減します。
ME機器にはME倉庫だけでなく、病棟などの利用部署で管理されているものも多数あります。
また、MEを介さず利用部署間で機器を移動するケースも多いため、管理室だけでの機器の所在管理には限界が生じます。
そこで多くの病院では、ME自身が院内を巡回して各機器の所在を把握しています。
しかし、こうした所在情報は紙で管理されることで煩雑な管理体制となり、点検漏れや紛失などが容易に認識できないため、所在情報の共有効率化は各病院において大きなテーマとなっています。
「SAVE-KIKI」では、機器が貸し出される際、常に「何を」「どこが」借りるか、バーコードを読み取る操作だけで簡単に登録することができ、貸し出しの手間と所在管理業務の効率化を実現します。
その結果、情報を管理することで検索が容易になり、すぐに目的の機器情報を引き出すことができます。
また、各部署からの所在問い合わせに対して、正確に即答することができ、個々の問い合わせ対応をスムーズに行うことが可能となります。
高度なメンテナンス・スケジュール管理機能を提供し、
ME機器のライフ・タイム・バリュー最大化に貢献。
適切な点検を適切なタイミングで実施することは、ダウンタイムの短縮による稼働強化と、適正利用推進によるインシデント回避につながり、結果としてME機器の投資対効果向上の実現につながります。
しかしながら、大病院では管理対象となる機器は相当な数にのぼり、定期点検だけ見ても、常に基準周期通りに実施できるとは限りません。そのため、個々の機器のメンテナンス・スケジュール管理は煩雑になり、気づかぬうちに膨大な時間を費やしてしまっていることもあります。
「SAVE-KIKI」では、機器ごとに設定された点検種類とタイミングに基づき、全機器の点検スケジュールを自動生成します。
さらに、点検予定日の変更とそれに伴う全体スケジュールの更新、登録情報の修正、スケジュールの一覧表示や書き出しも簡便に実行できるため、“うっかりミス”による整備漏れをしっかり予防します。
写真つき履歴管理機能で、各機器のトレーサビリティを
強化。故障や不具合の原因追求が容易になります。
「SAVE-KIKI」では、各機器の基本情報はもちろん、日々の修理履歴も写真つきで詳細に記録することができます。
それらの蓄積した情報は容易に引き出すことができるため、故障や不具合が発生した場合、直ちに過去の履歴を参照し、原因把握の参考にすることが可能となります。
クラウド型サービスのため、
常に最新版を利用することが可能です。
「SAVE-KIKI」は、クラウド型WEBサービスのため、ネットワーク環境(※)が整えばすぐに導入が可能です。
また、高額システムを購入する必要も無いため、資産リスクを回避できるうえ、機能拡張の度に面倒なアップデート作業を行うことなく常に最新版の利用が可能になります。
(※VPN環境下でご利用になる場合、固定IPサービスの申込みが必要となります)